メニエール病と診断されたら、薬物療法による対症療法が中心になります。 症状の種類や重さに合わせて、血流改善剤・利尿薬・精神安定剤・自律神経調整剤などを用います。 ひどい発作が起きたときは、点滴または注射を行います。 利尿効果を目的として、水分を普段より多めにとるという飲水療法をすすめている病院もあります。
メニエール病の原因は何ですか?
メニエール病の原因はずばり「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」です。 その根底にはストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・几帳面な性格などがあると考えられています。 内耳には前述したとおり、①聞こえの細胞が詰まっている蝸牛と、②平衡機能を司る三半規管と耳石器があります。
メニエール めまい なぜ?
メニエール病の原因とメカニズム 内耳には、体のバランスをとる三半規管や耳石器、音を感じ取る蝸牛などがあり、これらは内リンパ液という液体で満たされています。 この内リンパ液が増えすぎると、三半規管の働きが障害されてめまいが起きます。 また蝸牛にも影響して難聴や耳鳴りが起こります。
メニエール病は治りますか?
メニエール病は、初期のうちに治療を開始すれば完治が可能な病気ですが、軽いめまいや軽い耳鳴りでは多くの方が疲れのせいと受け止めてしまいがちです。 そのことが早期治療の妨げとなり、治療を長引かせる原因となっています。
メニエール病とはどういうこと?
メニエール病は、突然、回転性めまいの発作が数十分から数時間続き、同時に耳がふさがったような感覚や耳鳴りなどが繰り返し起きる病気です。 めまいの頻度は人によりさまざまですが、発作を繰り返すたびに徐々に聴力が下がっていく場合もあります。 過労やストレスがきっかけとなって発作が起こるといわれています。