メニエール病は回転性のめまいが10分間~数時間続き、何度も繰り返すのが特徴です。 数年にわたってめまいが続く人もいます。 また、多くの人は難聴・耳鳴り・耳閉感(耳が詰まった感じ)を伴います。 難聴は低音から聞きづらくなり、初期には聴力の低下に気づかないこともあります。 2 нояб. 2021 г.
メニエール病 どうすれば?
メニエール病と診断されたら、薬物療法による対症療法が中心になります。 症状の種類や重さに合わせて、血流改善剤・利尿薬・精神安定剤・自律神経調整剤などを用います。 ひどい発作が起きたときは、点滴または注射を行います。 利尿効果を目的として、水分を普段より多めにとるという飲水療法をすすめている病院もあります。
メニエール病ってどんな症状が出るんですか?
めまい、耳がつまる、聞こえにくい(難聴)、ふらつき、耳鳴り(耳がキーンとする)などの症状の他、頭痛・偏頭痛を伴うことがあります。 めまいには「ぐるぐると視界が回る」「ふわふわして身体が覚束ない」「頭がぐらぐら揺れる」などさまざまなタイプがあり、いずれも数十分から数時間持続します。
メニエール病の原因は何ですか?
メニエール病は、耳の奥の部分にある「内耳(ないじ)」の内リンパ液(ないりんぱえき)が増えることが原因とされています。 内耳は平衡感覚や聴覚に関与しているため、内リンパ液が増えると、これらの感覚細胞が障害されます。 そのため、めまいや耳鳴りなどの症状が生じると考えられています。
メニエール病どんな薬?
メニエール病は病態が内リンパ水腫であること以外、病因が明らかでないため、対症療法が中心となります。 一般に病期、症状にあわせて吐き気や嘔吐を抑える鎮暈剤、制吐剤、精神安定剤、内リンパ水腫に対する利尿剤、内耳の循環改善剤、自律神経調整剤などが用いられます。