面会交流権とは、子どもと離れて暮らしている親(以下、非監護親といいます)と子どもが、直接会ったり、それ以外の方法(手紙や写真、学校の通知表の送付、プレゼントの受け渡し等)で、親子の交流をする権利です。 なお、面会交流権は、親だけでなく子の権利でもあります。
面会交流 誰の為?
面会交流は子どものためのもの 面会交流は、子どものためのものであり、面会交流の実施については、子どもの利益をもっとも優先して考慮しなければなりません(民法766条1項)。
面会交流 何をする?
「面会交流権(かつての面接交渉権)」とは、子どもと離れて暮らしている親(以下、非監護親といいます)と子どもが、直接会ったり、それ以外の方法(手紙や写真、学校の通知表の送付、プレゼントの受け渡し等)で、親子の交流をする権利です。
親権 誰の権利?
親権とは、未成年の子を養育監護し、その財産を管理し、子を代理して法律行為をする権利・義務のことです。 子の父母は、婚姻中には共同して親権を行使しますが、離婚の際には、父母のいずれか一方のみを親権者としなければなりません。 未成年の子がいる場合には、その子の親権を決めなければ離婚届は受理されません。
面会交流 拒否するとどうなる?
理由なく面会交流を拒否し続けていると、最終的に相手から親権者変更の申し立てをされる可能性があります。 面会交流は子どものために行うべきものなのに、自分の都合で拒否するような親は親権者として不適切だと考えられるからです。 相手に親権が移ってしまったら、もはや面会交流を拒否するどころではありません。