脈拍数やリズムを、より正確に知るためです。 母指を用いないのは、母指の動脈は示指、中指、薬指に比べて太いために拍動が大きく、患者の脈拍と混同しやすくなるからです。 脈拍を測定する時は、示指、中指、薬指の指先を橈骨動脈に沿って平行に置き、最初は均等に力を加えて脈拍数を数え、リズムの整・不整を観察します。 30 мар. 2019 г.
脈拍を測るのはなぜ?
脈拍を知ることで何がわかる? 脈拍は、身体のすみずみまで血液が行き渡っているかどうかを知る指標になります。 脈拍の数やリズムに異常があると、心臓や血液循環に関連した病気が疑われます。 また、リハビリやスポーツを行う時の運動強度の指標にも用いられます。
脈拍測定のやり方は?
測定方法1秒針付きの時計を用意して、安静にしておきます。2手首や首のつけ根等、脈を感じられる場所に指(または手のひら)を置いて、15秒間の脈拍の数を数えます。3その値を4倍にすると、1分間当たりの安静時脈拍数となります。 ... 4しばらく指を置いたままにして、脈のリズムが規則正しいかも見てみましょう。
脈 なぜ手首?
橈骨(とうこつ)動脈は皮膚に近い部分にあり、脈拍が弱い場合でも体表から拍動に触れやすいためです。 手関節の側(母指に近い部分)は皮下脂肪が薄く、血管も皮下組織の浅い部分にあります。 また、総頚動脈、上腕動脈に次いで心臓に近い位置にあり、心臓より遠いほかの部位の動脈より脈拍が触れやすいことも、第一選択の理由の1つです。
脈拍はどこで測る?
脈拍は、一般に橈骨動脈の拍動を触れることによって測定します。 これは第一に橈骨動脈が皮膚に近い部分を走行し、脈拍が弱い場合でも、体表からその拍動に触れやすいからです。 橈骨動脈は手関節の橈側(母指に近い部分)を走行しています。 通常この部位は、皮下脂肪も薄く、血管も皮下脂肪の浅い部位にあります。