前頭前野が相手の気持ちに共感できる力を持つから、私たちは自分以外の誰かの心情に共感して「もらい泣き」をするんです。 それは目の前の人だけじゃなくて、映画やドラマといった自分で体験していない物語にも同じことが起こり得ます。 4 мар. 2020 г.
人はなぜもらい泣きをするのか?
映画、テレビドラマ、小説など、すぐに感情移入をしてしまうので、悲しい場面や辛い場面では思わず涙してしまいます。 また、人から辛い話や悲しい話を聞かされた時も、相手の痛みに共感してもらい泣きしてしまいます。 また人の話を聞いている時に、自分自身の辛い経験や悲しい出来事を重ね合わせることも少なくありません。
泣きやすい人の原因は?
自信がない 常にマイナス思考で自分に自信がない人も、涙もろくなりやすい傾向が。 小さなことで過剰に傷ついたり、自己嫌悪に陥りやすかったりする性格がその理由です。 例えば、笑いながら自分を見ている人がいると、悪口を言われているのではないかという感覚に陥り、自然に涙が流れてくることもあります。
泣きたくなるのはなぜ?
泣きたい原因はいろいろあるでしょう。 対人関係でトラブルがある、仕事でつまずいているなど明確に原因が分かる場合もあれば、漠然とした不安や疲労感から涙が出そうになることもあるかもしれません。 特にがんばりすぎてしまう人では、知らぬ間に心身がかなり疲れていて、あるとき突然泣きたくなってしまうこともあるでしょう。
泣くとすっきりするのはなぜ?
感情によって涙を流すと、脳からは「プロラクチン」、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」、副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」といった、ストレスホルモンも涙と一緒に排出することで苦痛を緩和し、心身共に健康な状態を保とうとします。 このデトックス効果により、泣いた後はスッキリとした気分になるのです。