結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が破れて出血したもので、白目部分がべったりと赤く染まります。 多少、目がごろごろしますが、痛みなどはありません。 原因はさまざまで、くしゃみ・せき、過飲酒、月経、水中メガネの絞め過ぎなどでも出血します。 結膜下の出血では、眼球内部に血液が入ることはなく視力の低下の心配もありません。
目から血 どうする?
出血自体は、軽度であれば10日前後で自然吸収され白目に戻るため、治療の必要はありません。 また、出血が止まっても赤目が広範で長引いているひどい場合は、吸収促進のために血栓溶解剤などを結膜下注射することもあります。
目 出血 何科?
という場合は、眼科を受診しましょう。 結膜下出血は通常1~2週間で治ります。 ただし、出血を繰り返す場合は、高血圧・糖尿病・動脈硬化などの疾患が原因となっている可能性があります。 そのため、出血を繰り返す場合は、速やかに眼科へ行き原因を突き止め、対処しましょう。
血眼の原因は?
充血とは違い、血管が破れて血液が結膜の下に漏れ出た状態になります。 ほとんどが原因不明と言われていますが、アレルギー性結膜炎などによる目のかゆみにより、目を強くこすることでも出現することがあります。 また、加齢によって白目のしわが増えることで生じることもあります。
目 出血 何度も?
結膜のゆるみが多くて、結膜下出血を何度も繰り返す方がときどきいらっしゃいますが、このような場合、「結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)」という状態になっていることが多いのです。 結膜弛緩症は結膜のゆるみが、たるみとなって、下まぶたに沿って結膜が余っている状態をいいます(写真2)。