傷ができただけであれば多くの場合、2-3日で痛みや充血はなくなり自然に治ります。 しかし傷にばい菌が入ると角膜潰瘍(黒目の中の白い点状の塊)ができ、放置しておくと角膜が融けて最終的に失明してしまう場合もあります。
目の傷 どのくらい?
通常5~7日間で古い細胞は新しく生まれ変わります(ターンオーバー)。 傷がついた組織を自己修復し、角膜の表面は正常な構造に回復するのは通常1~4週間と考えられています。 ただし、角膜のダメージの度合いや修復力には個人差があるため、明確にどのくらいで傷が治るかは人それぞれ異なります。
目の傷の直し方は?
目に傷がついたときの対処法1目の表面や異物(泥などの汚れ)を、蛇口の水・洗面器に張った水・人工涙液で洗い流す2異物がある場合は軽くとり除く3出血している場合は清潔なタオルやティッシュでまぶたの上から軽く当てる4タオルで包んだアイスパックや氷で冷やす
目の傷の症状は?
しかし、角膜に傷が付いている場合には細菌などの病原体に感染しやすくなり、次のような症状が引き起こされます。目の痛み目がゴロゴロする目の充血涙が出るまぶたが腫れる黒目が白くなる など
角膜傷どうする?
感染が原因で角膜潰瘍が起きている場合は、抗菌薬、抗ウイルス薬、または抗真菌薬の入った目薬で治療します。 一方、アレルギーや免疫異常が原因となっているときは、主にステロイドを用いて治療します。 視力に影響が及ぶほど角膜が強く濁っている場合は、角膜移植を行うこともあります。