他人の所有物を勝手に壊すことはできないため、基本的に墓じまいはお墓を所有している人が行います。 お墓の所有者は墓じまいをする権利があるため、墓じまいの費用は所有者自身が負担する場合が多いでしょう。 お墓の所有権がある人物は、法律上「祭祀承継者」と呼ばれます。 22 янв. 2022 г.
墓じまいは誰がする?
遺骨の改葬などは、原則的にお墓の所有者でなければなりません。 なので、墓じまいを行う事ができるのは祭祀主宰者と言う事になります。 自由に処分する権利を持つ半面、処分費用負担の義務も負う事になります。 従って、自分が祭祀の承継者の場合、墓じまい費用は自分で負担しなければなりません。
墓守は誰がするべき?
お墓の継承者には決まりはなく、誰が継いでも良いことになっていますが、基本的には1人のみに引き継ぐというのが通例になっています。 墓守を墓地や霊園の管理者とする場合は、その墓地・霊園にいる管理人や、お寺の住職などが墓守となります。
お墓の継承者は?
長男や配偶者が承継するのが一般的です。 次男が家を継ぐといった場合などは、家族や親族の話し合いによって、長男や配偶者以外でも承継者になることができます。 娘でも承継できます。 ただし、墓地によっては、男子でなければ承継できないと規定しているところもあります。
墓じまい どうなる?
墓じまい後の供養の仕方には、寺院や霊園に管理を一任する永代供養、建物の中の納骨スペースに骨壺を抑えめる納骨堂、自宅などに置いて供養する手元供養、海や山などに遺骨を撒く散骨などの方法があります。 それぞれメリットとデメリットがあるので、家族や親族としっかり話し合い、負担に感じない方法を選択するにしましょう。