これもネズミ除けのためだったという。 平安時代といえば「源氏物語」だが、ここにも猫が登場する。 それは、猫が追い掛けっこをしていたら、首につけていたひもが御簾(みす)に引っ掛かってまくれ上がり、女三の宮の姿が蹴鞠(けまり)をしていた柏木(かしわぎ)に見えてしまう、という場面だ。
奈良 平安時代 猫が到来した理由は何?
つい最近まで、中国から日本に渡ってきた年代は、奈良時代から平安時代の初期頃(1200〜1300年前)とされてきました。 一説によると、中国からのありがたい仏教の経典と、ネズミから経典を守る猫がセットで日本に渡ってきたとのことです。
猫が渡来した理由の有力説は?
一般的に有力な説としては、奈良時代に中国から渡来したと考えられています。 仏教の経典をネズミから守るために連れてこられたという説や、当時は猫が珍しかったために贈り物として連れてこられたという説があります。
猫が日本に渡来した理由は何ですか?
明確な証拠はないものの、日本へは6世紀半ばの仏教伝来とともに、中国から船に乗ってきたと考えられています。 当時の長い航海に必要な穀物や、大事な仏教の経典を、ネズミから守るために猫は必需品でした。 おそらく飛鳥時代(592~710年)から奈良時代(710~794年)の頃には、すでに猫は日本にいたと推測されます。
猫はどうやって生まれたのか?
日本に猫はどこからいつ頃来たのか? 猫と人間の関わりはおよそ9500年前、中東付近でのリビアヤマネコの家畜化がはじまりとされています。 そして猫は古代エジプト王朝からヨーロッパ全域、さらにアジアにも広まり、その後中国を経て日本に渡ってきたというのがおおよその経過です。