褥瘡(床ずれ)は、皮膚の同じ部分(特に骨が突出している部分)への圧迫が持続することで起こります。 ベッドのマットや布団、車いすなどにより外から圧迫を受けると、体の中では皮膚や皮下脂肪、筋肉などを押しつぶそうとする力、左右に引っ張ろうとする力などがかかります。
褥瘡の3つの原因は?
・ 褥瘡の発生には,外力(皮膚の圧迫)や皮膚と軟部組織のずれによって生じる①阻血性障害,②再灌流障害,③リンパ系機能障害,④細胞・組織の機械的変形が複合的に関与する.
褥瘡なぜできる 看護?
褥瘡発生には「外力(体位変換や寝具)」「栄養状態(病的骨突出や浮腫)」「湿潤(多汗や失禁)」「自立(ADL低下や関節拘縮)」の4つの要素が大きくかかわっています。
拘縮 褥瘡 なぜ?
拘 縮が生じると、姿勢が限定され、体重が局所に集中しやすくなるため褥瘡の危険因子となります。 圧迫だけでなく、ズレや引っ張り、剪断などの力も重要とされています。
褥瘡とは何ですか?
褥瘡(じょくそう)とは、同じ姿勢で寝たきりになるなど、皮膚が床に接して圧迫されることで生じるものです。 特に圧迫をうけやすい部位にでき、やせて骨がでてくると圧迫やずれを受けやすくなるので、お尻や踵によくできます(図参照)。