身長が伸びない病気は、主にホルモン分泌の異常、染色体異常、骨代謝の異常のほか、出生時のトラブルが引き金となった病気があります。 どの病気も低身長以外の症状も見られることがほとんどです。 不安があれば病院にかかりましょう。 3 дек. 2021 г.
低身長の原因は?
低身長の原因は、両親の身長が低いなどの体質によるものが約70%を占めます。 その他の原因は、脳腫瘍、クッシング症候群、骨・軟骨の病気、慢性腎不全、甲状腺機能の低下、栄養不足、心理社会的な原因、ステロイド剤の長期内服などさまざまで、成長ホルモン不足によるものはわずか10%にすぎません。
身長が伸びない何科?
治療が必要かどうかは低身長の専門病院で診断を受ける必要があります。 一般的にはこども病院の「内分泌代謝科」、大学病院の小児科の「内分泌外来」といわれる診療科に専門の医師がいますが、小児科でも成長障害の専門医がいる病院もあります。
どうやって身長が伸びるのか?
背が伸びるのは、骨が成長するからです。 ひとの体には約200個の骨がありますが、なかでも足の骨と背骨は身長の発育に最も関係しています。 細長い形をした骨の両端には、骨端線(こったんせん)とよばれる細胞が活発に増えている部分があり、この部分から骨が伸びていきます。
女子 低身長 なぜ?
子どもの骨を大人の骨にするホルモンは、男子も女子も女性ホルモンであることがわかっています。 女子の方が思春期が早く始まり、思春期の伸びも小さく、早く大人の骨になってしまうため、男子より低い成人身長になります。