縄文時代の人々のおもな食べ物は、野山で採集した木の実、海や川でとった魚・ 貝、狩りでとらえたけもの類などです。 木の実:どんぐり・くり・くるみ・とちの実など。 その他の植物:くず・わらび・ひょうたん・やまぶどうなど。 貝:あさり・はまぐり・まてがい・ばかがい・はいがい・まがきなど。
弥生時代 何を食べていたの?
弥生時代にはいると食事の内容が大きく変化しました。 米や小麦、粟、ヒエなどを栽培するようになり、穀物が主食になりました。 穀物は水を加え炊いたり、蒸したりしてスプーンで食べていました。 穀物のほかにもスイカやかぼちゃ、桃、梅、あんず、柿など、様々なものが栽培され食べられていました。
古墳時代の人は何を食べていたのか?
例えば、シカやイノシシなどの動物、タイやスズキ、ブリなどの海の魚や、アユやコイの仲間、ナマズなど川や湖に住む魚が食べられていたことがわかっています。 また、野菜は、マメやウリの仲間、エゴマなど、果物は、モモやスモモなどが食べられていたようです。
弥生時代の食べ方は?
倭人伝には手づかみで食べるとありますが、鳥取県の青谷上寺地遺跡からは木製のスプーンが数多く出土しており、おそらくスプーンを使って食事をしていたと推定できます。 これらのことから、弥生時代には主として米や雑穀を炊いて雑炊のようにして食べていたと想像できます。 また、炊くとは別に蒸す調理法もあったことも推定できます。
縄文時代の保存食は?
日本の保存食の源流をたどれば、縄文時代の人々が食べていた木の実かもしれません。 もともと乾物ですから放っておいても長くもちます。 特に動物も植物も採れない冬には貴重な食料でした。 ただし木の実はあくが多いものがあり、あく抜きをするために水でさらし、粉状のでんぷんとして保存していました。