においの感覚(嗅覚)は、空気中のにおい分子が鼻と脳との間にある嗅細胞(嗅神経細胞)を刺激し、前頭部(脳の前方)にある嗅覚中枢に伝わることで起こります。 31 июл. 2019 г.
匂い 脳のどこ?
脳には、感情・本能を司る「大脳辺縁系」と、理性的な思考を司る「大脳新皮質」の二つがありますが、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中で唯一、匂いだけが感情・本能に関わる「大脳辺縁系」に直接伝達されます。 また、「大脳辺縁系」には記憶に関連する「海馬」という器官があります。
嗅神経 どこ?
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「嗅神経」の解説 第1番目の脳神経。 鼻腔の嗅上皮に分布する嗅細胞の基部から頭蓋腔内の嗅球に向う神経突起であり,直接脳に神経突起を送る点で,感覚神経の原始型として注目される。 嗅神経は頭部外傷で損傷を受けやすい。
嗅細胞はどこにあるか?
ヒトには約4000万個の嗅細胞があり、嗅細胞は鼻腔の嗅上皮上に位置する。 鼻腔内腔に面する樹状突起と、嗅神経に沿って嗅球に伸びる軸索を持つ。 ヒトの鼻腔は、左右の側壁から出た鼻甲介によって上鼻道、中鼻道、下鼻道に分けられ、さらにその上方に嗅上皮が広がっている。
匂いはどこで感じる?
嗅球の神経細胞から遠心性に出る神経線維(軸索)は、大脳の底面の内側にある嗅内野や扁桃体という場所にある神経細胞に臭いの情報を投射します。 そして、そうやって初めて、人は臭いや香りを感じ取ることができます。