鼻腔奥には約一千万個の嗅神経細胞(注2)が存在しますが、それぞれは一種類の匂い受容体を選択的に発現しており、それぞれが限定された匂い分子を受容する機能を得ています。 6 дек. 2007 г.
嗅細胞はどこにある?
ヒトには約4000万個の嗅細胞があり、嗅細胞は鼻腔の嗅上皮上に位置する。 鼻腔内腔に面する樹状突起と、嗅神経に沿って嗅球に伸びる軸索を持つ。 ヒトの鼻腔は、左右の側壁から出た鼻甲介によって上鼻道、中鼻道、下鼻道に分けられ、さらにその上方に嗅上皮が広がっている。
嗅神経 どこ?
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「嗅神経」の解説 第1番目の脳神経。 鼻腔の嗅上皮に分布する嗅細胞の基部から頭蓋腔内の嗅球に向う神経突起であり,直接脳に神経突起を送る点で,感覚神経の原始型として注目される。 嗅神経は頭部外傷で損傷を受けやすい。
嗅球 どこにある?
嗅球はヒトにおいては前頭葉の下に位置する長円形の小さな構造である。 マウスなどのげっ歯類においては、それに比べると脳の中で比較的大きな割合を占めており、終脳吻側に突き出た構造となっている(図1)。 鼻腔中の嗅上皮で匂い受容を行う嗅神経細胞からの入力を受け、嗅皮質に出力する。
嗅覚受容体 どこ?
われわれの 鼻の奥にある鼻腔の天井には、ひだ構造をし た嗅上皮があります。 そこには、約500万個 の嗅神経細胞がぎっしり並んでいます。 その 嗅神経細胞が一種類の嗅覚受容体を発現し、 自分のパートナーである基質、即ち匂い分子 が入ってくるのを待っている。