扁桃炎 風邪や疲れ・ストレス、気温の急激な変化、のどの乾燥などによって、扁桃腺についたウイルスや細菌が増殖し、のど(喉)に炎症を起こしている状態。 扁桃腺が赤くはれ、つらい痛みを伴います。 発熱することも。
扁桃炎 どこから?
急性扁桃炎とは、免疫機能を持つ扁桃が感染症などの病原体に感染して、急激に炎症を起こしている状態です。 上述の咽頭扁桃(アデノイド)、口の奥の両側にある口蓋扁桃、舌根扁桃の4つのうち、特に口蓋扁桃(のどちんこの横のやや下、舌の付け根の両側にある丸く盛り上がった箇所)に炎症を起こすことが多いです。
扁桃炎 なりやすい なぜ?
一方、扁桃炎や口内炎を繰り返す人、かぜやインフルエンザなどの感染症にかかりやすい人は、免疫力の低下タイプです。 一般的に免疫力は加齢により低下します。 また、過剰なストレス、冷えや疲れ、睡眠不足は免疫力の乱れに大きく関係します。
扁桃炎 どうすればいい?
治療は、抗生剤・鎮痛剤の内服をしていただきます。 炎症がひどい場合は抗生剤の点滴を行います。 痛みや発熱に対して座薬も使用します。 炎症がひどくなり、扁桃腺の周囲へ炎症が広がり膿が溜まってしまう「扁桃周囲 膿瘍 のうよう 」となってしまうと、扁桃腺の脇を切って膿を出す必要があります。
急性扁桃炎 なぜなる?
急性扁桃炎 大人 細菌やウイルスの感染症です。 ストレス、過労、外傷、気候変動も誘因となります。 細菌ではA群β溶血性連鎖球菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、インフルエンザ桿菌、緑膿菌などが多いといわれています。