扁桃炎は、ウイルスや細菌によって起こる扁桃腺の病気です。 子供から大人まで発症するといわれていますが、小さな子供を中心に30代くらいまでの若い年齢層によく見られます。 のどにはいくつかのリンパ組織のかたまりがあり、体の抵抗力(免疫力)をつくるとともに、鼻や口から細菌が気管や肺へ侵入するのを防ぐ働きをしています。
扁桃炎は何科?
病院は何科? 扁桃炎だけの症状なら内科・耳鼻いんこう科を受診します。 ※発熱や悪寒などの全身症状も出ている場合は、内科を受診してください。
扁桃炎 繰り返す 何科?
ご質問のお子さんの場合は、かなり炎症が強く、繰り返しているようなので、手術の必要性があるかもしれません。 しかし、のどの痛みや発熱が扁桃の炎症だけではないこともあるため、耳鼻咽頭科専門医とよく相談することをおすすめします。
扁桃炎 なんの点滴?
炎症がひどい場合は抗生剤点滴をします。 可能であれば朝夕1日2回行った方が効果があります。 食事が摂れない場合は水分も点滴で補給します。 炎症がひどいと扁桃腺の奥へ膿が溜まってしまいます。
なぜ扁桃炎になるのか?
主な原因は、ウイルス・細菌への感染です。 特に、疲れや寝不足、風邪などで体力が低下している場合に起こりやすい病気です。 溶連菌感染を原因として発症することが多く、その場合には合併症(急性糸球体腎炎・リウマチ熱・心内膜炎)のリスクも考慮して治療をする必要があります。