カカオペーストには脂肪(しぼう)、つまりバターやマーガリンのような油分がたくさん入っています。 この油分は、温度が低いとかたまり、温かくなるととけるという性質をもっています。 チョコレートも、この油分がたくさん入っているために、温度が高くなるととけるのです。
チョコレートはどうして固まってしまうのか?
チョコレートはココアバターという脂肪分がたくさん含まれています。 このココアバターは28℃前後で溶けはじめ、さらに温度が高くなると、分離してチョコレー トの表面に浮き出てきます。 これが冷えて固まると、ブルームになるのです。
チョコレートは何度で溶けるか?
チョコレートが溶け始める温度を知っていますか? チョコレートが溶け始める温度は28度です。 最近では夏に30度を超えることが多いですよね。
ガムはなぜ溶けないのか?
多くのガムの主成分の原料は、ポリイソブチレンや酢酸ビニル樹脂、チクルなどと呼ばれる植物性の樹脂だ。 これらはたくさんの原子分子が集まった細長い分子構造(高分子)で、たがいに網の目のように絡まり合っている。 水には溶けにくい物質で、口の中の唾液で溶けてしまうことはない。
ホワイトチョコはなぜ白いのか?
ホワイトチョコレートが白い理由は、原料にカカオマスが入っていないからです。 ホワイトチョコレートの主原料は、ココアバター、乳製品、砂糖、レシチンや香料などであり、ミルクチョコレートやダークチョコレートに含まれるカカオマスは含まれていません。 カカオマスが含まれないことにより、白~淡黄色をしているのです。