生物が生きていくためには、水が液体でいられるようなおだやかな環境が必要だと考えられている。 地球がおだやかな環境にめぐまれ、生物が生きていけるのは、太陽からのきょりがちょうどよくて、暑すぎることも寒すぎることもないからだよ。 また、大気をつなぎとめておくには引力が必要だけど、引力は重い星ほど強いんだ。
なぜ地球が誕生したのか?
星でつくられた原子は、星の最期の超新星爆発によって、宇宙空間に飛び散 りました。 ※ その原子がガスやちりとなって再び集まり、太陽が誕生して、その周囲にた くさんの微惑星ができました。 微惑星が衝突・合体して、46億年前に地球が 誕生しました。 ※ 環境研サイエンスノートNo.2「原子はどこでできたのか」 す。
地球の成り立ちは?
地球は、今から約46億年前、小さなわく星同士がぶつかり、だんだん大きくなって誕生した。 誕生したばかりの地球には、さらにほかの天体がぶつかり、それらの天体がふくんでいた水蒸気や二酸化炭素でできた原始大気に包まれていた。
生命の誕生の条件は?
現在、生命が誕生するためには、「有機物」、「液体の水」、「エネルギー」の3つの条件を満たす必要があると考えられている。 地球の生命の体は、たんぱく質を初めとする有機物でつくられている。
生物はどのように誕生したのか?
原始の地球で、大気中の成分から合成された非生物的な有機物がいくつも集まり、海中で「液滴」と呼ばれる形態になる。 膜はないものの、袋状の構造をもつ液滴がその後、生命を得て細胞になったというものだ。