原因 過活動膀胱の病因は様々です。 脳血管障害、パーキンソン病、多系統萎縮症、認知症などの脳や、脊髄損傷、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、脊髄腫瘍、頸椎症、後縦靭帯骨化症、脊柱管狭窄症などの脊髄の神経疾患が過活動膀胱の原因となります。
過活動膀胱はどうしたら治りますか?
過活動膀胱は残念ながら完全に治すことは難しい病気です。 お薬によって症状が良くなってもお薬を飲み続けることが重要です。 症状の程度により、お薬の量は変わってくるので、お薬の量や種類の調節は担当のお医者さんにお任せください。
過活動膀胱ってどんな症状?
過活動膀胱は膀胱にうまく尿が貯められなくなる病気です。 「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢できず尿が漏れてしまうことがある」などの症状があります。
過活動膀胱の診断基準は?
質問3の点数が2点以上で、全質問の総合点数が3点以上であれば過活動膀胱と診断されます。 総合点数が5点以下は軽症、611点は中等症、12点以上は重症と判定されます。
過活動膀胱の検査内容は?
この検査では専用の検査機器を使い、排尿時の尿の量や膀胱にかかる圧力などを調べます。 尿を出した時の勢いの変化や、出し切るまでの時間などをはかる「尿流測定」、膀胱の尿を蓄える機能をはかる「膀胱内圧測定」、安静時に尿道が正しく閉まっているかを確認する「尿道内圧測定」などがあります。