その段階でいきみを続けてしまうと、産道(子宮頸管や腟)がむくんだり、傷ついてしまう可能性があります。 また、赤ちゃんに余計なストレスがかかり、お産が長くなるリスクもあります。 いきみ逃しは、このようなリスクを避けるために必要となるのです。
いきみ逃し なぜ?
いきみ逃しをする理由は、早い段階でいきむのを続けてしまうと、産道(子宮頸管や膣)がむくんだり、傷ついてしまう可能性があります。 また、赤ちゃんに余計なストレスがかかり、お産が長くなるリスクもあります。
いきみ逃し どうやる?
いきみたくなったら、ゆっくり長く深呼吸をしてみてください。 特に吐く息の方を意識して、長くしてみましょう。 自分の呼吸に意識を向けることで、いきみたいという気持ちも薄れていきます。 長く息を吐くといきんでしまうという方は、力強く短く吐く呼吸に変えてみるといきみを逃がせることもあります。
陣痛のいきんではいけない理由は?
まず、この段階ではいきんでも力がうまく伝わらずにお産の進行を早める効果はないと考えられています。 つまり、無理に体力を消耗してしまうことになってしまうのです。 次に、長時間いきむことで腟から外陰部にかけてむくみが出てしまい、かえって赤ちゃんが降りてくるのを妨げることになりかねません。
陣痛 おしりが痛い なぜ?
子宮の出口が完全に開いて分娩第Ⅱ期に入る頃には、痛みは外陰部から肛門の周りで特に強くなってきます。 赤ちゃんの体の一部が子宮から出て、下のほうに降りてくるためです。 赤ちゃんが産まれる間際には、外陰部から肛門周囲の痛みはピークに達します。