大脳のはたらきの異常が原因で腕や足が動く場合を指すことが多いのですが、腹痛や、顔面のひくひくした動き、運動時のこむらがえり等も俗にけいれんと呼ばれます。 けいれんの原因となる大脳の障害は、脳の感染症、頭蓋内出血、低酸素症、中毒などの急性のものと、てんかんなどの慢性反復性のものとに分けられます。
痙攣はなぜ起こるのか?
筋肉は通常、神経の命令によって収縮します。 しかし、運動のしすぎで筋肉が疲労すると、命令の伝達に関係している筋肉内のカルシウムやマグネシウムなどのバランスが乱れ、自分の意志とは関係なく突然筋肉が収縮します。 足がつることをこむらがえりともいいますが、指や腕、背中や腹筋などにも起こることがあり痛みをともないます。
痙攣とはどんな症状?
診断 特に誘因のないけいれん発作が2回以上起こった場合、けいれん性疾患と診断されます。 診断は症状と目撃者からの情報に基づいて下されます。 けいれん発作を示唆する症状としては、意識消失、体がふるえるような筋肉の動き、尿失禁、突然の錯乱、注意散漫などがあります。
人差し指 ピクピク 何科?
病院は何科? 体の色々なところがピクピクする症状がある場合は、脳神経外科・脳神経内科を受診しましょう。
全身痙攣 なぜ?
痙攣 けいれん は、全身にみられる場合と、体の一部にみられる場合とがあります。 頭のけが、脳卒中、てんかん、中毒、熱中症や、こどもでは発熱などによって起こることが多く、まれに重い病気が原因のときもあります。