巨大児とは,出生体重が4000g以上の正期産児をさす。 主な原因は母体糖尿病である。 合併症には,分娩外傷,低血糖,過粘稠度,および高ビリルビン血症がある。
巨大児 なぜダメ?
巨大児では、1)お産が難産になりやすい、2)赤ちゃんに合併症が起きやすい、などの可能性がありますので気をつけましょう。 分娩前に巨大児が疑われたときは、血糖管理方法が適切なのかを再検討したり、高血糖に伴うお母さん(母体)の合併症の有無を確認します。
巨大児 どれくらい?
赤ちゃんの出生体重は通常2,500g以上4,000g未満で、これより重いときに巨大児とされ、4,500g以上だと超巨大児とされます。 赤ちゃんが大きくなると、難産になり新生児仮死などの危険が高くなってしまいます。
糖尿病 巨大児 なぜ?
インスリンは「成長因子」ですから、過剰に分泌しすぎてしまうと臓器肥大や脂肪の増加に繋がり、出生時の体重が増え、4000gを超える巨大児となることもあります。
巨大児 どこから?
概要 巨大児とは、形態異常などの肉眼的な異常がなく、出生体重が4,000g以上の赤ちゃんのことをいい、生まれたときの週数は問わないとされています。