私たちは、口から食事を摂取することで、食べ物が消化管を通るため胃や小腸、大腸などを活発に動かすことができます。 これらの消化管は、消化吸収に欠かすことができない、消化酵素を分泌したり、蠕動運動(食べ物を前へ押し出す運動)をして消化を促します。 30 янв. 2021 г.
嚥下機能の低下 なぜ?
唾液流量が減少することにより食塊形成に影響を及ぼすことがあり、嚥下機能低下の原因になります。 口腔乾燥症の原因として、①加齢(老化)、②自己免疫疾患、③ストレス、④糖尿病、⑤薬の副作用などがあげられます。
嚥下機能って何?
嚥下(えんげ)とは、口の中で咀しゃくした食事を飲みこみやすい大きさに取りまとめ喉の奥へ飲みこみ、食道から胃へ送り込むことを嚥下といいます。
何のために食事をするのか?
もっと正確には、「生きていくエネルギーをおぎなうため」です。 私たちの身体は、じっとしていても激しく活動しています。 心臓はドクドクと血液を送り出し、肺は空気を吸ったりはいたり。 神経も休むことなく身体のあちこちに指令を送り続け、胃や腸、腎臓や肝臓も忙しく働いています。
嚥下食 なぜ?
①「口から食べる」ことでQOLの低下を抑制 さらに、脳や口腔、咽頭、さらには食道、胃、大腸をはじめとする各消化器官の機能を動かすことで、人間がもつ複雑な活動を正常にバランス良く維持することができます。 このように「人間が人間らしく生きる」うえで、「口から食べる」ことは、欠かすことのできない大切な条件と言えます。