女性の方が男性と比べると基礎代謝が低く、男性よりも少ないエネルギーで生きていけるのです。 そして、基礎代謝が少ない方が環境の変化に適応しやすく、長寿につながるとも言われています。 さらに生活面においては女性の「健康への関心度」の高さが、寿命の長さと関係があるようです。
なぜ女性のほうが長生きする?
女性の方が男性より基礎代謝が低く、女性の方が男性より少ないエネルギーで生きていけるため、環境の変化に適応しやすいことも長寿につながっているのではと言われています。 また、基礎代謝量が少ないと、それだけ老化を促す活性酸素ができにくくなることも長寿の点ではメリットです。
健康寿命の男女比は?
健康寿命について見ると,平成28(2016)年は,女性は74.79年,男性は72.14年であり,平成25(2013)年と比べて,3年間で女性は0.58年,男性は0.95年延びている(I-5-1図)。
寿命の性差は?
日本人の平均寿命は男性が80.2歳なのに対し、女性は86.6歳で、女性の方が6.4年長い(2013年調査)。 先進国では女性の平均寿命は、男性のそれよりもおよそ5~7年長い。
なぜ日本人は長生きなのか?
①医療レベルが高い。 ②国民皆保険制度で医療費が比較的安く、病院にかかりやすい。 ③健康意識が高く、人間ドックなどの検診の受診機会が多い。 ④伝統的な食文化 ・先進諸国の中で脂肪摂取量が、とび抜けて少ない。