切迫流産の原因はさまざまですが、妊娠12週未満で流産にいたる場合は、母体に原因があるわけではなく、胎児の染色体異常や遺伝性疾患など受精卵の異常であることが多いとされています。 染色体異常が原因の場合には、妊娠12週までに流産となってしまうことが多く、残念ながら、どのような対応をしても防げないことがほとんどです。 4 дек. 2020 г.
切迫流産の原因は?
切迫流産が起こる原因として感染症、子宮収縮や子宮筋腫などが挙げられます。 しかし、妊娠12週未満の切迫流産の多くの原因は、胎児の染色体異常である可能性が高いとされています。 胎児の染色体異常が原因とされる切迫流産の場合、妊娠12週までに流産となるケースが多く、現在の医療ではその治療法は確立されていません。
切迫流産 どうなる?
切迫流産の主な症状は性器出血で、出血量が多く腹痛を伴うほど、流産に進行する可能性が高いと考えられています。 一般的に少量の茶色~黒っぽい出血だけで腹痛がなければ、完全に流産となる危険性は低めと考えられますが、赤く、普段の生理の量くらいの出血が継続したり、強い腹痛を伴う場合には、流産となる危険性が高めと考えられます。
切迫流産の兆候は?
切迫流産や切迫早産にはほとんどの場合兆候があります。 おもな症状は、おなかの張り、下腹部痛、腰の痛み、出血です。 こうした症状を感じたときは、自宅で安静にして、よくならなければ必ず早めに病院で診察を受けましょう。
切迫流産の確率は?
性器出血(子宮出血)や下腹部痛・腰痛をきたして、流産する可能性がある状態を切迫流産と呼びます。 約15%の妊婦さんに見られ、けっしてめずらしい症状ではありません。 切迫流産にはさまざまな程度があり、適切な治療をうければ治る軽症のものから、流産になってしまう重症のものまでを含んでいます。