乳腺炎の原因は、おっぱいの通り道である乳管が詰まってしまうことです。 乳管が詰まると管の中の圧力が上がり、また、周りに炎症が起こるために、症状があらわれます。 初めてのお産の方は乳管が細く未発達なためにおっぱいが詰まりやすく、とくに乳腺炎になりやすいとされています。
乳腺炎の予防法は?
乳腺炎の予防法は? 乳腺炎は授乳中のママによくある症状ですが、まずは母乳が詰まらないようにすること大切です。 ママがおっぱいを上げる時の授乳ポジション、赤ちゃんが正しく乳首をくわえてしっかりと飲んでいるかをもう一度しっかりと確認してみましょう。 両方のおっぱいが完全に空っぽになるよう、授乳中に姿勢を変えてみましょう。
乳腺炎 ほっておくとどうなる?
乳腺炎を放置すると… 乳腺炎がひどくなると、乳房の中にウミが溜まり、切開が必要になることもあります。 早めに治療を受けるようにしましょう。
乳腺炎の処置は?
乳腺炎の治療は、炎症の度合いによって、以下のように対処します。 軽度な場合は、バランスのいい食事と十分な休息、乳房を温めながらゆっくりとマッサージをしながら授乳を続ければ、自然に回復することもあります。 積極的に授乳し、赤ちゃんが飲み切れずに余ったら搾乳するなどして、乳房の中に乳汁が溜まらないようにしましょう。
乳腺炎の症状は?
乳房のしこりや皮膚の発赤、痛みから始まり、熱感を伴い、さらに全身の症状、発熱、悪寒、関節痛、頭痛、腋のリンパ節の腫れ等がみられるようになります。 一般的な乳腺炎には授乳期に乳腺に母乳が溜まって起きる急性うっ滞乳腺炎と、細菌感染による急性化膿性乳腺炎があります。