基本的には、雨の日は空気に含まれる水蒸気の量が上がることで湿度が上がり、反対に晴れる日は水蒸気量が下がり湿度がさがるそうです。
湿度が高いのはなぜ?
日本の夏の湿度が高い理由は、太平洋高気圧の影響とのこと。 本来、日本は西から東へ吹く偏西風のエリアで、偏西風が山脈にぶつかり雨を降らし、山を越えた風は水分が減ってカラッとした風を吹かします。 これが冬、関東地方の湿度が低くなる理由で、このままであれば夏もカラッとしているはずなのですが…
湿度が高いとなぜ雨になる?
私たちは実感として「晴れた日よりも雨の日の方が湿度が高い」ことを知っています。 これは、曇りや雨のときは空気中に含まれる水蒸気が多くなり湿度も上昇、また晴れた日は雲ができにくいため水蒸気の量が少なく湿度も下がるためです。
湿度が高いとどうなる 部屋?
部屋の湿度が上がると、家具や建具、畳、カーテン、ファブリック類などに湿気をため込んでしまい、カビが発生しやすい状態になります。 また、湿気の多い場所はダニも好むので、ダニが繁殖しやすい環境を作ることになります。 換気や除湿ができる家電を利用して、湿気をなるべく減らすことが大切です。
なんで夜になると湿度が上がるの?
夜は気温が下がりますが、水蒸気量が同じなら湿度が上昇します。 たとえば、室温32℃で湿度60%なら、室温28℃になると湿度74%に上昇します。 寝室が28℃で湿度74%というのは、暑さ指数でいうと警戒レベルです。