虫歯(う蝕)や歯周病の一番の原因は歯に付着するプラークです。 プラークを形成しやすい食べ物としては粘着性の高い食べ物があります。 また、糖分が高い食べ物もプラークを形成する細菌の活動を助ける原因となり、また糖分のせいで、う蝕にもなりやすくなります。
なぜ歯周病になるのか?
歯肉炎・歯周炎を含む歯周病の直接的な原因は、歯垢(プラーク)です。 歯垢(プラーク)は生きた細菌の塊で、そのほとんどが酸素の少ない場所を好むため、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)に潜んでいます。 この歯垢(プラーク)中の細菌が出す毒素によって、歯ぐきに炎症が起きてしまうのです。
歯周病と虫歯 どっちが?
歯を失う原因の第一位は歯周病で、全体の41%に及びます。 それに対して虫歯は第二位で全体の32%です。 歯を失うリスクの観点からいえば、歯周病の方がやや高いということになります。
歯槽膿漏はどうしてなるのですか?
歯槽膿漏の原因は口腔内の細菌です。 この細菌は歯垢に生息しており、普段の歯磨きが不十分で歯垢が溜まると増殖し、毒素を出して歯ぐきに炎症を起こす原因となります。 歯槽膿漏が進行すると、血液を介して細菌が各臓器に運ばれ、身体に様々な影響を及ぼすことになります。 ・歯槽膿漏と糖尿病が双方に悪影響を及ぼす。
なぜ日本人は歯周病?
日本人に歯周病が多い原因は、予防歯科という考えがまだまだ広がっていないから。 虫歯や歯周病などのトラブルが起こらないように、日頃からしっかりと口内ケアをしていく必要があります。