なぜ中心静脈内に投与するの? 高カロリー輸液は、末梢から投与する輸液に比べると3~6倍程度の濃度となっています。 そのため、末梢静脈から投与すると血管痛や静脈炎を起こしてしまうリスクを孕んでいます。 心臓付近の太い静脈である中心静脈に投与することで、 静脈炎のリスクを軽減している というわけです。 10 янв. 2022 г.
中心静脈カテーテル なぜ?
末梢からの輸液ルートの確保ができない場合、あるいは、集中治療を必要とする重症患者さんの全身管理、経口・経腸栄養ができない患者さんへの高比重・高浸透圧・高カロリーの栄養剤の投与、抗がん剤の投与などを目的に留置されるのが、中心静脈カテーテルです。
中心静脈カテーテル どんなとき?
経口摂取や経腸栄養ができない、もしくは末梢静脈が確保できない場合を中心静脈カテーテル挿入の主な適応とする。 中心静脈圧測定、透析用カテーテル留置も適応とする。
中心静脈カテーテル 感染 なぜ?
中心静脈カテーテル では,鎖骨下のほうが,内頸静脈,大腿静脈よ り感染リスクが低い. 内頸は固定が難しいこと, 常在細菌数が鎖骨下より多いこと,気道分泌物 の汚染を受けやすいことが原因と考えられる. 大腿も挿入部位の可動性があることや,陰部か らの汚染を受ける可能性が高いことによる.
中心静脈カテーテル 空気塞栓 なぜ?
座位による中心静脈カテーテルの抜去は、心臓とカテーテル刺入部に圧の勾配が生じ、 空気が静脈内に流入する可能性があり、重篤な肺空気塞栓症を引き起こす危険がある。