✧ 全量を吸入すると 6~7 分、2/3 量にすると 4~5 分かかります。 ➢ 吸入から6時間以上経過して症状がぶり返している場合、薬剤の効果が薄れてい ますので、再吸入可能です。 ➢ 1回の吸入で 5~6 時間の効果があるので、2回吸入すればお子さんが寝る時間を 十分カバーできます。
ネブライザー どこまで届く?
ジェット式ネブライザーの粒子は約5μmなので、気管支先端まで薬液が届きます。 超音波ネブライザーを使用した場合は、粒子が0.5~3μm程度まで小さくなるので肺胞まで到達します。
ネブライザー いつから?
吸入器、いわゆるネブライザー(薬を霧状にして吸う器械)を必要とするのは、定期吸入が必要な2歳未満の乳幼児や、発作が多い重症児です。
ネブライザー 何回まで?
回数 1日3回~4回までですが、4時間以上たってまた息苦しくなったらもう一回吸入してもよろしい。 発作時に吸入しても呼吸が苦しそうで、改善しない場合は何回も繰り返さないで、診察を受けましょう。
ネブライザー使用時の注意点はどれか?
使用時の注意点としては2点あります。 感染予防のためネブライザーは使いまわしをせず、清潔な状態で1人につき1台使用すること。 ■肺胞レベルまで到達したエアロゾル粒子により、肺胞でのガス交換が障害されて呼吸苦が生じることがあるため、ネブライザー使用中は患者の呼吸状態の観察を注意深く行うこと。