鼻腔の上方部にはにおいのセンサーとなる嗅粘膜があり、においを感じる働きをしています。 鼻腔は音声の共鳴腔として声の個性に関係しています。 副鼻腔内も鼻腔と同様の線毛のある粘膜で覆われていて、副鼻腔に入ったゴミを排除します。
鼻 どこから粘膜?
鼻前庭から奥の部分は、鼻粘膜(びねんまく)という薄い粘膜でおおわれています。 鼻腔は単なる吹き抜け穴ではなく、複雑な構造をしています。 鼻腔の外側の壁から鼻甲介(びこうかい)と呼ばれる、粘膜でおおわれた骨の隆起が張り出しています。
嗅上皮 どこ?
嗅上皮は匂い分子を感知する部位であり、嗅細胞、支持細胞と基底細胞から構成されている。 鼻腔の上部にある上皮であり、粘膜に覆われている。
嗅細胞はどこにある?
きゅう‐さいぼう〔キウサイバウ〕【嗅細胞】 嗅覚の刺激物質を受容する細胞。 人間では 鼻腔 びこう 上部の粘膜中に分布。 臭細胞。
嗅神経 どこ?
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「嗅神経」の解説 第1番目の脳神経。 鼻腔の嗅上皮に分布する嗅細胞の基部から頭蓋腔内の嗅球に向う神経突起であり,直接脳に神経突起を送る点で,感覚神経の原始型として注目される。 嗅神経は頭部外傷で損傷を受けやすい。