長引くと慢性化してしまいます。 一方、慢性副鼻腔炎になると、痛みはほとんどなく、鼻汁が出る、鼻がつまる、においがわかりにくい、からだがだるいといった症状が続くため、風邪やアレルギー性鼻炎と間違いやすいです。
蓄膿症を放置するとどうなる?
しかし、放っておくと慢性化して、いつも鼻がつまった状態になったり、膿(うみ)のような鼻汁がたまったりします。 いわゆる蓄膿症です。 さらには、頭が重たい感じや倦怠感を覚えたり、においがわからない嗅覚障害になったりして、日常生活に支障をきたすことも。
蓄膿症 どうしたらわかる?
一般には、ドロッとした黄色や緑の鼻汁がでたり、それが痰のようになって喉に流れてきたりします。 多いのは両頬や目の周囲など、副鼻腔のある場所に痛みを感じ、頭痛を伴ったりします。 (頭がボーっとして、頭を動かすと頭痛がする場合が多いようです。) 熱が出ることもあり、単なる風邪だと思って放っておくと、慢性化してしまうのです。
蓄膿症って誰でもなるの?
ちくのう症(蓄膿症)には「急性」と「慢性」があり、男性だけでなく、女性でも子供でも発症します。 風邪・花粉・ストレスや、カビなどの菌が原因により、鼻の入り口の鼻腔が炎症しその症状が長引くと、鼻の奥の副鼻腔に炎症が起こります。 さらに、副鼻腔の炎症が長引くと炎症部分に膿(うみ)が発生。
蓄膿症 どうする?
病院では膿(うみ)を吸引したり、鼻の中に薬を吹きつける処置が行われます。 鼻の奥の副鼻腔まで届くように、抗生物質、抗炎症薬などの薬剤を、霧状にして口と鼻から吸入するネプライザー治療も一般的です。 また、内服する薬を処方することが多いです。