12 февр. 2009 г. · この病気はどのくらいで治るのですか。 【答え】 逆流性食道炎 -根気よく治療の継続を- 梶本胃腸科内科 梶本 宜史(吉野川市鴨島町鴨島)
逆流性食道炎 どのくらいで治った?
食道粘膜の炎症が完全に良くなるには約8週間はかかるといわれています。 症状がなくなった場合でも、自己の判断で服用を中止しない方がいいでしょう。 胃食道逆流症による食道炎が長く続くと、まれにバレット粘膜(食道粘膜が胃粘膜に変化)→バレット食道→バレット腺がんと進展することがありますので注意が必要です。
逆流性食道炎 どのくらい続く?
基本的には、約2ヶ月間が投薬治療期間となりますが、胸やけなどのつらい症状がとれてとしても、治ったとは限りません。 さらに、逆流症状は、ほぼ100%再発すると言われていますので、維持療法を行う必要がある時もあります。
逆流性食道炎は治る病気ですか?
逆流性食道炎は、効果の高い薬剤が登場したことで治りやすい病気になってきています。 ただし逆流性食道炎は再発しやすいため、治療では薬物療法と同時に、生活習慣の改善が不可欠です。 また、重度の場合や生活習慣改善と薬物療法で思わしい効果が出ない時には、手術も検討されます。
逆流性食道炎はどうすれば治る?
逆流性食道炎に対する薬としては、胃酸の分泌を抑える薬、消化管運動改善薬、漢方薬(六君子湯)などが処方されます。 薬の服用によって自覚症状や食道炎が改善した場合、引き続き薬を飲むかどうかは医師が患者一人ひとりについて判断します。 薬を飲むことと並行して、予防法で挙げたような生活習慣の改善も必要になります。