逆流性食道炎の対処法 逆流性食道炎になってしまった場合の対処法は、予防法と同じく胃酸の分泌が増える食習慣や逆流が起きやすくなる生活習慣を避けることです。 それによって自覚症状がなくなることもあります。 食習慣や生活習慣の改善でも自覚症状が改善しない場合は医師に相談しましょう。
逆流性食道炎 どうやって治すの?
現在では逆流性食道炎の治療は薬物療法が主体です。 治療に使用される内服薬は、胃酸の分泌を抑制する薬剤や、胃や食道の食べ物を送り出す運動を亢進させる薬剤、食道・胃の粘膜を保護する薬剤があります。 特に、胃酸の分泌を抑制するものは治療効果が高いと報告されています。
逆流性食道炎は自然に治りますか?
逆流性食道炎って自然治癒はするの? 原因が一過性の胃酸逆流であれば、症状がないこともあります。 また、症状は軽微で自然に治ることもあります。 無症状の患者さんの胃カメラ検査でしばしば逆流性食道炎の『傷跡』を認めることがあります。
逆流性食道炎はどれくらいで治るか?
いつまでお薬を飲みますか? 基本的には、約2ヶ月間が投薬治療期間となりますが、胸やけなどのつらい症状がとれてとしても、治ったとは限りません。 さらに、逆流症状は、ほぼ100%再発すると言われていますので、維持療法を行う必要がある時もあります。
逆流性食道炎を放っておくとどうなる?
逆流性食道炎を放置すると・・ 胃酸の逆流が長期に続くと、バレット食道という病態を引き起こします。 バレット食道は、特殊な食道がん(バレット腺がん)の発生母地となり、食道がんのリスクが高まります。 また、食道粘膜障害が強くなると、食道狭窄を引き起こし、食べ物が通りにくくなってしまうことがあります。