喉に何かが詰まっているような違和感がある、喉がイガイガしてものが飲み込みにくい、さらには咳が出るといった場合でも、風邪とか喘息ではなく逆流性食道炎である可能性が考えられます。 胸焼けや胸の痛みなどの症状は、逆流性食道炎も疑われますが、他の病気でも現れる症状です。
逆流性食道炎 喉の痛み どんな感じ?
逆流性食道炎の「症状の特徴」 初期には、食後に食べたものや胃からの逆流物(酸っぱいもの)が喉や口に戻ってくる症状があります。 この状態が何度も起こるので、食道粘膜に炎症が生じて、喉に焼けるような痛みを感じるようになります。 また、食べたものが長時間消化されないので胃もたれを起こします。
逆流性食道炎 のどの違和感?
逆流性食道炎 日常的に胃酸が逆流することで、食道の粘膜に炎症をきたす病気です。 食道と胃のあいだにある括約筋などの機能低下、食べ過ぎ・飲み過ぎ、姿勢の悪さ・肥満による腹圧上昇などを原因として起こります。 主な症状としては、喉のつかえ感の他、胸やけ、胃・みぞおちの痛み、げっぷなどが挙げられます。
逆流性食道炎 いつ横になる?
また、食後は胃酸の分泌量が増えており、食後直ぐに横になる事で胃の内容物が食道中に流れ込みやすくなります。 食後直ぐの就寝はお控え下さい。 どうしても横になる際は、胃と腸の繋ぎ目は体の右側にあります。 体の右側を下にして寝る事で胃の内容物が腸に運ばれやすくなります。
逆流性食道炎 どんな咳?
■咳も逆流性食道炎の症状の一つ ですが、逆流した胃酸が喉や気管支を刺激したり、食道の粘膜を通して神経を刺激することで、慢性の空咳や声がれの症状につながるのです。 ただ、症状の表れ方は人それぞれで、胸やけや胸痛、呑酸などの消化器系だけの症状の人もいますし、咳や声がれの症状だけの人、両方の症状が出る人もいます。