分娩時に逆子である確率は3〜5%程度 逆子の確立は、妊娠中期までは30~50%程度とされており、一度は妊婦健診で逆子といわれたことがある妊婦さんも多いかと思います。
逆子はいつまでに治ればいい?
そのため、逆子になっていても珍しいことではありません。 多くの場合、妊娠後期(妊娠28週~)に入り、胎児が大きくなってくると、頭を子宮口(子宮の出口)側に向けた正常な状態(頭位)に定まってきます。 そのため妊娠9ヶ月(妊娠35週頃)までは胎児の様子をみながら、自然に回転するのを待つのが一般的です。
何週で逆子なおった?
30週で頭位になっているのはおよそ85%ですが、34週ごろになると90%以上になり、予定日間近の36週になると約95%という具合にほとんどの赤ちゃんが分娩前までに頭位になってくるんです。 ――なるほど。 中期までは40%が逆子(さかご)で、そこから徐々に自然と「頭位」になっていくものなのですね。
逆子体操のリスクは?
一般的に成功率は60-70%程度とされていますが、全ての病院で実施できるわけではありません。 また、非常に稀ですが、手技によりお腹が張ってしまったり赤ちゃんが苦しくなったりして、結果的に早産となってしまうリスクがあります。
36週目の逆子は?
出産予定日直前の妊娠36週では95%以上の赤ちゃんは逆子ではなく、頭が下になった正しい位置になります 。 また、逆子は出産直前まで正しい位置に戻る可能性があります。 実際に逆子だと診断され予定帝王切開のはずだった方でも、直前のエコー検査で確認したら正しい位置に戻っていた、というケースもあります。