まず、繰り下げ受給の上限年齢が現行の70歳から75歳に引き上げられることにより、年金の受給開始時期は現行の「60歳から70歳の間」から「60歳から75歳の間」に拡張される。 早めに受給を開始するか、繰り下げ受給で1ヶ月あたりの受取額を増やすか、より柔軟な老後資金計画が可能になるわけだ。 13 апр. 2022 г.
年金75歳へ引き上げ いつから?
65歳からの老齢基礎年金や老齢厚生年金について、受給開始を遅らせる代わりに受給額を増額できるのが「繰下げ受給制度」です。 これまで70歳まで繰下げが可能でしたが、2022年4月から改正により75歳まで可能になります。
年金 繰り下げ受給 75歳 いくら?
「繰り下げ」の仕組みについておさらいしよう。 65歳からの年金の受給を遅らせると、額面の年金額は1カ月ごとに0.7%増える。 例えば、受給開始を5年繰り下げて70歳にすると65歳時点での年金額の1.42倍、10年繰り下げて75歳にすると1.84倍となる。
70歳厚生年金いくら?
老齢厚生年金(※1)老齢基礎年金(※2)70歳14万7,292円5万6,947円71歳14万6,568円5万6,902円72歳14万5,757円5万6,716円73歳14万5,367円5万6,522円
年金の繰り下げって何?
国民年金や厚生年金に加入していて条件を満たす人は、原則65歳から年金を受取ることができます。 ただし、本人が希望すれば年金の支給開始を66歳以降好きなタイミングで、1カ月単位で遅らせることができます。 これを「繰り下げ受給」といいます。