年をとると体温は下がっていきます 実際に50歳以下の人と65歳以上の高齢者に分けて腋窩温を測った日本の報告によると、50歳以下の平均が36.9±0.3℃なのに対し、高齢者では36.7±0.4℃でした。 高齢者は50歳以下の人より平均値で0.2°C低い値を示しています1)。 30 авг. 2021 г.
高齢者が体温が低いのはなぜ?
若いころと同じように運動しても、高齢になると筋肉量は減少していくもの。 高齢になると活動量も減るため、筋肉の総量が減少します。 筋肉は、体内の熱を産生する働きがあるので、筋量の減少は、そのまま、寒いときに熱を作る(熱産生)能力の低下につながるのです。
高齢者の体温はどのくらい?
高齢者の体温は若い人より約0.2℃低くなっています 65歳以上の人の腋窩(ワキの下)で測定した体温は、50歳以下の人より0.2℃以上低くなっているという報告があります1)。 若いころの平熱が36.7℃だったとしても、いま高齢者になっているならもっと低い可能性が高いのです。
体温が低くなるのはなぜ?
低体温になる理由として、栄養不足(たんぱく質や油脂、ビタミン、ミネラル)、不規則な生活や運動不足、ストレスなどが挙げられます。 もし心当たりがあれば、次のような生活習慣を身につけましょう。 昔と比べると、現代人は体温が低い人が増えているようです。 健やかな毎日のために、体温アップを目指しましょう。
低体温とは何度から?
「低体温」に明確な定義はありません。 一般的には、身体表面の体温が36.0℃以下を低体温と見なすという意見が多いようです。 ただ、平熱(健康時の身体表面の体温)の正常範囲が35.5~37.5℃との見方があることから、35.5℃未満を低体温と考えるといいでしょう。 低体温の原因として主に以下の3つが挙げられます。