血液中のタンパク質の60~70%を占めていますが、尿ではほとんど検出されません。 ところが、腎臓の機能が弱まって老廃物のろ過機能かうまくいかなくなると、アルブミンが尿中に排泄されるため、尿中のアルブミン量を調べることで腎臓の状態を知ることができます。
尿中アルブミン高いとどうなる?
尿中のアルブミン量がどんどん増えてくると、ある時を境にして腎臓の機能も急速に落ちてきます、この時になって初めて血液検査でも腎機能の異常が認められます。
アルブミン低下するとどうなる?
血液中のアルブミンが低下すると、血管内の血液の量が少なくなったり、血管外(お腹や肺など)に水が溜まったりします。 また、アルブミンは脂肪酸やホルモン、薬物など様々な物質と結合して、必要な部位にこれらを運搬する働き(各種物質との結合と運搬)もしています。
アルブミン 何がわかる?
血清アルブミン値は、重要な栄養状態の指標! 血清アルブミンは、血液中のタンパク質の一種で、総たんぱくの約6割を占め、栄養・代謝物質の運搬、浸透圧の維持などの 働きを行います。 栄養状態を評価する際、低栄養に陥っていないかどうかを調べる指標となるものです。
総蛋白 低いとどうなる?
低い場合は重症の肝障害、肝硬変、ネフローゼ症候群、栄養不良、消化吸収障害などが考えられます。 蛋白質量は、多すぎても少なすぎても問題です。 この機会に自分の食生活を見直してみましょう。