前歯が深く噛み合っているために下あごの動きが自由にならずに顎関節症を引き起こしたりします。 また下の前歯が上の前歯に強くあたり前歯が悪くなってしまったり、治してもまた治した歯が壊れてしまったりしてしまいます。
歯の噛み合わせが悪いとどうなる?
歯並びや噛み合わせが悪いと、噛むたびに顎に負担がかかってしまうため、顎関節症になりやすくなります。 顎関節症とは、「カクカク音がする」「口が開かない」「顎が痛い」などの症状がみられる病気で、マウスピースや生活習慣の修正による治療のほか、最悪の場合は外科手術が必要となる場合があります。
噛み合わせが深い どこから?
「過蓋咬合」とは俗にいう「咬み合わせが深い」状態のことを指します。 難しく言うと「上下顎前歯の垂直的な被蓋(overbite)が正常範囲より深い咬合関係」、簡単にいうと「上の前歯が被さりすぎて下の前歯が見えない咬み合わせ」です。
ディープバイト なぜ?
過蓋咬合(ディープバイト)の原因 顎が後ろに押し込まれるので、顎への負担が大きく顎関節症の原因になったり、後ろに押し込まれているので呼吸がしにくくなり、口呼吸の原因となります。 強い噛み締めや食いしばりがある場合で、歯周病に罹患している場合、慢性的な炎症が続くため、歯周病の進行が早くなるリスクもあります。
過蓋咬合 矯正 子供 いつから?
過蓋咬合の治療は基本的に、前歯が4本揃った6歳前後から開始し、多くの場合でマウスピースや床矯正装置を使用します。