ノロウイルス感染症の罹患年齢は4カ月~9歳3カ月まで分布し、乳幼児から学童にかけてみられた。 2歳未満児の占める割合は30%(7例)であった(図1)。 両群を比較すると、ロタウイルス感染症141例の罹患年齢(2.4±1.6歳)はノロウイルス感染症23例(3.6±2.5歳)に比べて有意に(p<0.05)低かった(図2)。
ノロウイルス どれくらいで発症?
潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で,主症状は吐き気,嘔吐,下痢,腹痛であり,発熱は軽度です。 通常,これら症状が1~2日続いた後治癒し,後遺症もありません。 また感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
ノロウイルス いつが多い?
ノロウイルスは11~3月に流行する、感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。 冬期が発生のピークではありますが、最近では年間を通して全国的に報告されています。 人から人へ接触感染するほか、ウイルスに汚染された食品を食べることで感染します。 潜伏期間は1日から3日です。
ノロウイルス いつから食べれる?
特に、発症から1、2日は、感染性胃腸炎の症状が強く現れるため、無理に食事をとる必要はありません。 3、4日経って症状が落ち着き、食欲がわいてきたら、少しずつ食事を再開しましょう。 適切な食べ物発症から1、2日は、しっかり水分補給ができていれば、無理に食事をとる必要はありません。
ノロウイルスの胃もたれは?
1〜2日の潜伏期の後、嘔吐・下痢・発熱などで発症します。 突発的な激しい吐き気や嘔吐が特徴で、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱も認めます。 嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合もあります。 これらの症状は通常1~2日で治癒し、後遺症が残ることはありません。