歴史 1968年、アメリカ合衆国オハイオ州ノーウォークの小学校において集団発生した急性胃腸炎患者の糞便から初めて検出された。 地名にちなみ「ノーウォークウイルス (Norwalk virus)」と命名される。
ノロウイルスはどこから来るの?
どこから感染する? ノロウイルスは人の腸の中で増殖し、便や吐物とともに体の中から出てきてます。 下水道などを通り海に流れ込んだ ウイルスは、カキなどの2枚貝の中に蓄積されます。 もし、ノロウイルスに汚染されたカキなどを生で食べてしまった場 合、食中毒として発症することになります。
ノロウイルス いつから始まった?
歴史 1968年、米国オハイオ州ノーウォークの小学校で胃腸炎が集団発生しました。 その原因として、1972年、小型で球形、表面に突起のある特徴的なウイルスが電子顕微鏡によって観察されたことで、その存在が初めて明らかになりました。
ノロウイルス どこで増殖?
ノロウイルスは体内に入った後、小腸の上皮細胞で増殖し、胃の運動神経の低下・麻痺が伴うために主に「腹痛・下痢・吐き気・嘔吐」の症状を引き起こします。 潜伏期間は12〜48時間です。
ノロウイルスの予防方法は?
帰宅時、調理前、食事前、トイレの後、乳児や高齢者のおむつ交換を行った後などには必ず手洗いをしましょう。 特に感染した人のおう吐物や便を処理するときは、マスクや手袋を着用するなど直接飛沫を吸い込んだり、触れたりしないように注意し、処理した後はしっかり手を洗いましょう。 また、手洗いの時には石鹸を使用することが大切です。