脳梗塞や脳出血による手足のしびれの可能性も (両側に現れることもあります)これは、右脳が身体の左側を、左脳が身体の右側の感覚を支配していることによるものです。 身体の片側のしびれを感じたときには、脳梗塞や脳出血といった脳血管障害の可能性も考慮して、早急にMRIなどの検査を受ける必要があります。
脳出血 麻痺 なぜ?
脳の血管から流れ出た血液が、脳内の神経細胞を圧迫することで障害が起き、頭痛や手足のまひ、言語障害、意識障害などの症状を引き起こす。
脳出血後のしびれは?
その中で脳出血後のしびれについては、発症時に最も起こりやすく、脳出血のうち視床出血の方の30%がしびれを感じているという報告があります[5]。 出血の量によって予後も異なってきます。 出血の大きさとして4.1cm以上の場合、予後は不良で、意識障害や死亡に至るケースもあります[5]。
脳出血の後遺症のしびれは?
脳卒中の後遺症のなかで頻度の高いものに、「痛み」「しびれ」があります。 とくに、脳の視床という部分の障害によって生じる「視床痛」は表現のしようのない不快な痛みといわれ、灼熱感やしびれを伴うことが多く、一般的な痛み止めである非ステロイド系消炎鎮痛剤の効果が望めないと医師の方からきいています。
頭のしびれの原因は?
後頭部にある神経が、筋肉などで圧迫されることで、頭にしびれが生じます。 猫背などの姿勢や頚椎の変形がある人、長時間パソコンでの作業など同じ姿勢をとり続ける生活をしている人、精神的なストレスがある人、肩こりが強い人がなりやすいです。