まずは弛緩性麻痺についてです. 脳卒中発症直後は筋の緊張が低下し,手足はプラプラと弛緩しており,この状 態を弛緩性麻痺と呼びます. 脳の回復とともに徐々に反射的な運動が出現し,粗大でパターン化された動き から,細かい分離された運動が発達していくという過程をたどることが多いです。
弛緩性麻痺の原因は?
弛緩性麻痺とは、筋肉を収縮させる機能が失われ、だらりとした状態になり、動かすことができない状態を表しています。 AFPはポリオ(ポリオウイルスが原因)に限らず、ほかのウイルス感染症(エンテロウイルスA71やD68など)や、ギランバレー症候群等でもみられることがあります。
痙性麻痺の原因は?
5. なぜ痙性麻痺はおこるのですか? 筋肉を動かす際には、動かすだけで なく、余計な動きをさせないように 指令する物質(GABA という抑制性の 神経伝達物質)が脊髄で働き、スム ーズな動きができます。 痙縮のある 患者さんでは、そのバランスが崩れ、 筋肉が過度に緊張したり、余計な筋 肉が緊張したりします。
片麻痺 三角巾 なぜ?
そこで亜脱臼の対応としてよく用いられるのが、三角巾です。 三角巾で麻痺側上肢を吊り上げ、腕の重さを除去することで亜脱臼を防ぎます。
三角巾 麻痺 なぜ?
三角巾で吊ることで麻痺側の腕が前へと位置し、肩甲骨が前方へと崩れてくることで麻痺側の体は潰れてしまいます。 そのため、潰れた体の下にある足は、重くなりしっかり支えることが出来なくなってしまいます。