神経筋疾患は脳から筋へ至る経路のどこかが障害されるために、呼吸筋が十分働くことができなくなることから呼吸不全となり易い疾患です。 脳出血や脳梗塞では、脳障害から呼吸数、換気量が抑制されます。 また、脊椎損傷や筋萎縮性側索硬化症では、脊髄の障害により呼吸筋の働きが障害され換気量が抑制されます。
脳梗塞 なぜ安静?
脳梗塞は安静にしている時間帯(睡眠中、朝起床時2時間以内)に発症しやすいと言われています。 その理由として、血圧の日内変動(1日の中での変動)が影響しており、夜間や明け方は血圧が下がるため、血栓が形成されやすいと考えられています。 就寝前や明け方に水分を補給するようにしましょう。
脳梗塞 どこが障害?
脳卒中の患者さんによくみられる神経症状の1つであり、大脳の両側や脳幹部に障害があると起こります。
脳梗塞 床上安静 なぜ?
動脈の血管壁が裂けて、血液が流れ込む状態。 脳梗塞の発作直後は、ベッドの上での安静が必要です。 頭をあげたり起立したりすると、全身の血圧がさがり、脳へ行く血液の流れもさがり、症状を悪化させる場合があるからです。
脳梗塞 障害 なぜ?
脳の血管が詰まったり破れると、脳に血液が行き届かなくなり、酸素が不足し、栄養不足になります。 この状態が続けば、脳細胞(神経細胞)が壊死してしまい、様々な障害が生じます。 この脳の血管異常による障害を脳卒中といいます。