睡眠中に脳梗塞や脳出血などを発症すると、舌根(ぜっこん)が落ち込んでしまうことがあります。 舌根が空気の通り道を防ぐと、すきま風と同じ原理でいびきが起こります。 30 июл. 2021 г.
危険ないびきの見分け方は?
睡眠中、常時大きないびきをかき、呼吸ができずにしばらく止まり、しばらくした後にまたいびきが再開するようないびきは危険です。 医学的には、睡眠中の呼吸が10秒間以上止まり、1時間あたり5回以上の無呼吸(または呼吸が弱くなる低呼吸)が発生している場合は睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
脳梗塞 呼吸障害 なぜ?
神経筋疾患は脳から筋へ至る経路のどこかが障害されるために、呼吸筋が十分働くことができなくなることから呼吸不全となり易い疾患です。 脳出血や脳梗塞では、脳障害から呼吸数、換気量が抑制されます。 また、脊椎損傷や筋萎縮性側索硬化症では、脊髄の障害により呼吸筋の働きが障害され換気量が抑制されます。
頭部打撲 いびき なぜ?
頭をぶつけた後に注意すること 通常私達は意識的に中枢で反応して息を詰まらせないようにしていますが、意識障害のために舌根沈下が起こると気道が塞がれて、真昏睡の手前の状態でいびきをかくことがあります。 さらに脳の中の血腫が大きくなって頭蓋内の圧が高まった時には、脳ヘルニアを起こして命に関わる危険性も高くなります。
たまにいびきの原因は?
一時的ないびきや単純いびきの場合は、鼻やのどに問題があることが多いため耳鼻咽喉科を受診してみましょう。 いびきの原因が肥満や、睡眠時無呼吸症候群と思われる症状が見られる場合は、呼吸機能検査などが必要になることもあるので、呼吸器内科で診てもらうのがよいでしょう。