食中毒など感染性の下痢 このような下痢は、悪いものを早く排出しようと、腸の粘膜から盛んに水分分泌が行われるために、水のような水様便(すいようべん)が出ます。 こうした下痢を止めてしまうと、腸内にウイルスや細菌、それらが出す毒素などが停滞してしまい、症状が悪化することがあります。
水様便 いつまで?
下痢とは、水のような液状の便が何回も出る状態です。 通常は1週間以内に治り、治療が必要ないことも多いです。 しかし、下痢が1か月以上続く場合は、お腹の病気以外の可能性も考えられます。
水様便が続くとどうなる?
激しい下痢や、下痢が長く続くと、体内の水分・電解質・栄養分が失われます。 脱水症状や栄養失調を引き起こすこともあります。 特に高齢の方やお子様では、これらの状態が悪化すると生命の危険もありえます。 下痢の時は、十分な水分補給を心がけてください。
下痢って何?
下痢とは? 頻繁に便意をもよおし、排便回数が多くなるというだけでなく、便の水分量が多くなり、軟便やかゆ状の便となって出てくる状態を下痢とよびます。 正常な便の水分含有量は75〜80%ですが、80%を超えると、便は本来の理想的な固形状の形を失い、時には水のようになることもあります。
下痢ってどんな症状?
下痢便や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態を「下痢もしくは下痢症」といいます。 理想的とされるバナナ状の便の水分量は70%~80%ですが、これが80%~90%になると「軟便」、水分量が90%を超えると水様便となり「下痢便」の状態になります。