嚥下は、口腔、咽頭、食道を食物が通過する、過 程で舌や軟口蓋などの様々な筋肉が連動して動くこ とによって行われています。 ①脳梗塞の後遺症である嚥下障害がおこる原因 は、これらの筋肉をコントロールする神経が傷害を 受け、食物を喉から食道へスムーズに送ることがで きなくなり、嚥下障害が生じます。
脳梗塞 嚥下障害 どこ?
脳卒中によって、摂食嚥下に関連する知覚の障害や運動の障害が生じると、うまく食べられない、かめない、飲み込めない、むせるなどの症状が認められます。 とくに延髄や橋といった部位に病変が存在すると、重度の摂食嚥下障害が起こります。
なぜ嚥下機能が低下するのか?
唾液流量が減少することにより食塊形成に影響を及ぼすことがあり、嚥下機能低下の原因になります。 口腔乾燥症の原因として、①加齢(老化)、②自己免疫疾患、③ストレス、④糖尿病、⑤薬の副作用などがあげられます。
心因性嚥下障害 何科?
嚥下障害の検査・診断 まずは耳鼻咽喉科の受診が必要ですが、必要に応じて神経内科や歯科、口腔外科、消化器科、リハビリテーション科などを受診することが重要です。 診察では、はじめに食事の際や普段の状態について詳しく問診します。 耳鼻咽喉科では内視鏡による検査を行います。
片麻痺 嚥下障害 なぜ?
片麻痺の方の状態を知ろう そのため、嚥下障害が残らない方も多くいます。 しかし、脳の片側でコントロールしている舌下神経や顔面神経は、片麻痺になると影響を受けやすい部分です。 よって、麻痺側の口が開きにくいと感じたり、口のなかに食べ物が残りやすくなることがあります。