脳しんとうとは、外傷による精神機能または意識レベルの変化をいいます。 脳しんとうでは、意識が消失する場合もありますが、脳の構造に明らかな損傷はみられず、6時間以内に治まります。
脳震盪 いつまで安静?
軽度であっても一度でも脳震盪を起こしてしまったら、最低でも一週間は休養期間が必要です。 検査の結果が、「異常所見なし」であれば問題なく回復します。 ただし、「脳震盪後症候群」とよばれる後遺症があり、頭痛、めまい、集中困難、健忘症、うつ病、感情鈍麻、不安などが起こることがあります。
脳震盪 何度も?
脳震盪を繰り返すと、いわゆる“脳震盪癖”がつきやすくなります。 脳震盪を3回繰り返した場合は癖がついていると考えられます。 そして、脳震盪を繰り返すと、ひどい場合は重い障害が残ったり、さらには頭蓋内の出血などが原因で死に至ることもあります。
頭を打ったあと 何時間?
強く頭をぶつけた場合には6時間以内に病院を受診するようにしてください。
頭打った いつまで?
頭をぶつけてから、数日間様子をみて、何も異常がみられない場合は、後遺症などが起こる可能性は低いと考えられています。 ごくまれに、頭をぶつけた2~3日後に頭痛が生じることがあり、高齢者の場合は、2週間~3ヵ月程してから症状が出始めるケースもあります。