厚生労働省の人口動態統計によると、2018年の家庭の浴槽での溺死者数は5398人で、前年比138人減、16年比で260人増となった。 15年前の04年の死者は2870人。 この数字と比べると2倍近くに増えており、ここ数年は5000人前後で高止まりの傾向になっている。 9 янв. 2020 г.
お風呂 溺死 なぜ?
温度差や浴室内の熱中症で意識を失う 室内と脱衣室、浴室、浴槽内の温度差が大きく、血圧が急変動し、脳虚血などになり、意識を失い、浴槽内で溺れる。 温度の急激な変化で血圧が大きく変動することで、のぼせて意識が無くなり、浴槽室内で倒れてしまうなど。
お風呂で溺れる 何歳まで?
年齢別に見ると、0歳~1歳では浴槽での溺水、より活動的になる5歳以上 では自然水域での溺水事故が最も多く発生しています。 浴槽での溺水事故は5 歳以上でも多く発生しています(図2)。
お風呂 溺れる 高齢者 なぜ?
浴室での溺死は幼児の場合もありますが、高齢者が圧倒的に多くなっています。 特に冬に多いのは、入浴の際の急激な温度差によって、血圧や血流が急変するヒートショックが原因だと考えられています。 また、浴室はすべりやすい上、立ったり、座ったりする動作や、浴そうへの出入が伴うため、転倒による事故が起こりがちです。
入浴中の事故 交通事故の何倍?
厚生労働省人口動態統計(令和2年)によると、高齢者の浴槽内での不慮の溺死及び溺水の死亡者数は4,724人で、交通事故死亡者数2,199人のおおよそ2倍です。 冬場こそ入浴時に気をつけてください。